AIによるルート最適化シャトル、東京15区に拡大 NearMeが発表

ホテルや自宅から空港まで「ドアtoドア」



出典:NearMeプレスリリース

タクシー相乗りアプリ「nearMe.」(ニアミー)を提供する株式会社NearMe(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:髙原幸一郎)は2019年11月6日までに、「成田空港・都内間」を送迎する旅行者向け「スマートシャトルサービス」のエリアを拡大すると発表した。

これまでの東京都9区(新宿区、渋谷区、世田谷区、港区、台東区、墨田区、千代田区、中央区、文京区)に新たに6区(江東区、品川区、目黒区、大田区、豊島区、江戸川区)を加える形だ。


スマートシャトルは、独自のAI(人工知能)技術によって複数の利用者の最適な送迎ルートが選択されることが特徴だ。利用者はオンラインで事前予約し、ホテルや自宅から空港まで「ドアtoドア」での送迎サービスを受けることができる。

スマートシャトルは最大9人まで乗車可能であり、費用は区間問わず定額1人1回3980円(税込)となる。1人でタクシーに乗るよりもお得で、定時のバスに乗るよりも柔軟に利用可能な新しい移動システムと言える。現状は日本語と英語対応のみだが、今後は5カ国語まで対応予定だという。

スマートシャトルは2019年8月27日から提供開始され、利用者から好評だったため、今回のエリア拡大に至ったという。利用者からは「とても便利で快適でした」や「日本の他の都市や海外でも展開されていることを願います」などの声が寄せられているようだ。

【参考】関連記事としては「【インタビュー】タクシー相乗りアプリ開発、「駅の行列」きっかけ NearMe社・髙原幸一郎社長」も参照。



関連記事