愛知県といえばトヨタが本社を置く自動車の街だ。そんな愛知県が2019年9月1日、経済産業局に「スタートアップ推進課」を新設することがこのほど明らかになった。
愛知県の主力産業と言える自動車業界では今後CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の進展が見込まれている。そんな中で県は競争力の堅持に向けてはスタートアップ企業の下支えが不可欠であると判断し、スタートアップ推進課の新設を決めた。
愛知県は「スタートアップ・エコシステムの形成に向けた施策の執行体制を強化します」としており、主な業務内容として下記の4点を掲げている。
- 「Aichi Startup戦略」の取組推進
- スタートアップの地域支援プラットフォームを最適に稼働させる拠点の整備
- スタートアップを資金面で支援するファンド組成の調査検討
- 国内・海外の大学等との連携
CASEの各領域においては世界各国でスタートアップ企業が次々と創業している。大型の資金調達を達成し、自治体や地元の大学と連携しながら研究開発を進めている企業も少なくない。
【参考】関連記事としては「愛知の大村知事は恐らく日本一自動運転車両に乗っている政治家だ 次世代自動車やAIに興味津々」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) March 6, 2019