米大手自動車メーカーのフォード・モーターは2019年9月30日までに、米テキサス州オースティンで2021年に自動運転技術を活用した商用サービスを開始する計画を明らかにした。自動運転タクシーと無人物品配送の両サービスの展開を視野に入れているらしい。
フォードは既にフロリダ州マイアミと首都ワシントンで商用サービスを将来的に提供する計画を明らかにしている。オースティンはこれに続く3都市目ということになる。
フォードは2019年7月、自動運転技術の開発などで独フォルクスワーゲン(VW)との業務提携を強化することを発表している。具体的には、VWによるフォード傘下のアルゴAI(Argo AI)への出資が柱だ。
このArgo AIは自動運転レベル4(高度運転自動化)のソフトウェア開発に力を入れており、このソフトウェアが将来的に、フォードがオースティンなどで展開する自動運転サービスで活用されるものとみられている。
【参考】関連記事としては「VWとフォード、自動運転などの領域で提携拡大 Argo AIへの出資を対等に」も参照。
VWとFord、自動運転などの領域で提携拡大 Argo AIへの出資を対等に https://t.co/UejdBLGGwc @jidountenlab #VW #フォード #自動運転
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 15, 2019