ライドシェア世界最大手ウーバー、2019年5月に上場へ IPOを申請

1兆円規模の資金調達目指す



ライドシェア世界大手の米ウーバー・テクノロジーズが、2019年5月にも米ニューヨーク証券取引所に上場する見込みとなった。


米証券取引委員会(SEC)に2019年4月11日に新規公開株式(IPO)の申請を行った。米メディアの報道などによれば、100億ドル(約1兆1000億円)規模の資金調達を目指すようだ。上場時の時価総額は1000億ドル(約11兆円)前後になる見込み。

上場時の時価総額が1000億ドル前後となった場合、上場初日の時価総額が約200億ドル(約2兆2000億円)だった同業の米リフト社を大きく上回ることになる。米Facebookでさえ上場初日の時価総額は1000億ドルには達していない。

上場の提出書類から、ウーバーの株主構成も明らかになった。筆頭株主はソフトバンクグループで出資比率は16.3%となっており、米ベンチャーキャピタル(VC)のベンチマークキャピタルが11.0%と続いた。

【参考】関連記事としては「自動運転領域におけるウーバーの「金」と「投資」を完全解説 トヨタ自動車やソフトバンク、グーグルも出資」も参照。



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