トヨタ自動車が中国のライドシェア最大手・滴滴出行(Didi Chuxing)への出資を検討しているようだ。日本経済新聞が2019年5月29日に報じた。
報道によれば、出資額は600億円程度になる見込みだという。合弁会社を立ち上げ、移動サービスを開発・提供していく見込み。
トヨタの海外のライドシェア企業に対する出資は今回が初めてではなく、これまでにも米ウーバーテクノロジーズと東南アジアで大手のグラブにそれぞれ1000億円前後を出資している。
トヨタと滴滴出行はトヨタの自動運転EV(電気自動車)「e-Palette(イーパレット)」の開発で提携しているほか、滴滴出行が立ち上げたEVシェア連合にトヨタも参加するなど、これまでにも関係性があった。
【参考】関連記事としては「【最新版】中国のDiDi Chuxing(滴滴出行)完全解説 ライドシェア・配車事業、日本での展開は?」も参照。