株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区/代表取締役社長:本間洋)は2019年2月25日までに、第5世代移動通信システム(5G)の無線ネットワーク設計用に最適化された3D地図「AW3Dテレコム for 5G」の販売を開始すると発表した。
高精細な3D地図の需要が大きい自動運転やIoT分野の企業に対しても、将来的には販売をしていく見込み。
5Gを利用した通信は超高速通信として期待されているが、同社は「建物・樹木などによる伝搬損失や遮蔽の影響が大きくなる」と指摘。その上で「無線ネットワーク設計用に従来よりも詳細に構造物の形状や樹木の種類などを表現した高精細な3D地図が求められる」としている。こうした需要に応えるのがNTTデータが販売を開始する3D地図だ。
自動運転技術においても高精細な3D地図が求められる。2Dタイプの地図では、道路標識や勾配などについて認識するのは困難だからだ。
NTTデータは国内・海外の通信業界向けへの販売で2022年度末までに売上50億円を目指すとしている。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 23, 2018