株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:吉澤和弘)は2018年12月9日までに、自動車に「コンシューマeSIM」を搭載してスマートフォンと自動車を連携させる新たなコネクテッドカーサービスの開発・展開に、独BMWとともに取り組むことを発表した。
取り組みを開始したのは2018年12月4日。発表によれば、音声通話などの利用者の加入者情報を自動車に搭載したコンシューマeSIMに書き込み、それまでスマートフォンで行っていた通話やデータ通信、コンテンツサービスなどを自動車のみで利用できるようにするなどするという。
NTTドコモは報道発表で「従来のコネクテッドカーサービスとは異なる新たな顧客体験の提供を目指しております」としている。
コンシューマeSIMが自動車に搭載されると、自動車には車両情報の収集や故障時期の予測、ナビ情報の提供などに使われてきた「テレマティクスeSIM」に加えて、今回発表したサービスで利用されるコンシューマeSIMの両方が搭載されることになる。
【参考】関連記事としては「コネクテッドカー・つながるクルマとは? 意味や仕組みや定義は?」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 29, 2018