日産のプロパイロット2.0、高速道路で手放し運転を実現 最新ADASを発表

2019年秋、スカイラインに搭載予定





出典:日産プレスリリース

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市/社長兼最高経営責任者:西川廣人)は2019年5月19日までに、高速道路の走行時に一定の条件を満たすと手放し運転が可能になる、世界初の運転支援システム「プロパイロット2.0」を発表した。

プロパイロット2.0は2019年秋に日本発売を予定しているスカイラインに搭載予定だということも同時に発表された。この運転支援システムはカメラ、レーダー、ソナー、GPS、3D高精度地図データなどを組み合わせて活用することで周囲を360度リアルタイムに把握し、熟練ドライバーのような滑らかな走行が可能だという。







■同一車線の手放し運転が可能、スイッチ一つで追い越しも

具体的な使い方を見てみよう。まずカーナビゲーションシステムで目的地を設定して高速道路の本線に合流すると、「手放し運転」を開始できる状態になる。この状態でドライバーが常に前方を確認し、周囲の状況に応じてすぐにハンドル操作ができる状況ならスイッチ操作で手放し運転が開始される。

手放し走行中は設定した速度を上限として、前方車との車間距離を保ちながら同一車線を走行する。ただし、トンネルや急カーブ、合流地点など手放しできない区間もあるようだ。また、車内にはドライバーをモニターするカメラを装着して、ドライバーがよそ見をしていないか常に監視する。

このシステムは追い越し支援機能も搭載している。前方に速度の遅い車がいる場合、周囲の状況を判断して追い越しと元の車線に戻るタイミングを通知し、ハンドルに手を添えてスイッチ操作するだけで追い越しが完了する。運転車の意思で車線変更をする際も、ハンドルに手を添えてスイッチ操作するだけで車線変更が可能だ。

■今後の取り組み、高まる期待感

日産は2019年3月に、軽自動車に自動運転レベル2(部分運転自動化)相当の運転支援を初めて搭載するなど活発な動きを見せている。高速道路での事故減少など、実績が世間に評価されれば、一般道への自動運転車両の普及も進めやすくなるだろう。今後の取り組みにも期待したい。

【参考】関連記事としては「日産の自動運転戦略や技術まとめ EV、コネクテッド化も柱」も参照。







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