日本エンタープライズ、MONETコンソーシアム参画でMaaSに一層注力 グループで自動運転実証も

業界・業種を問わず多くの事業者と連携



交通情報サービスなどを手掛ける日本エンタープライズ株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:植田勝典)は2019年10月3日、モビリティ領域の革新を目指す企業間連携組織「MONETコンソーシアム」に参画したことを発表した。


同社グループは、渋滞情報の取得や駐車場検索などが可能なスマートフォン向けサービス「ATIS交通情報」を展開しているほか、自動運転の実証実験なども行っている。自動運転の実証実験としては、同社子会社の会津ラボが福島県浪江町で実施した公道試験が知られている。

今回のMONETコンソーシアムへの参画について、同社は「当社グループが、業界・業種を問わず多くの事業者と連携することで、MaaSに関連した新たな価値創造や事業領域の拡大を目指してまいります」と報道発表でコメントしている。

MONETコンソーシアムは、ソフトバンクとトヨタ自動車によって設立されたMONET Technologiesが主導している組織だ。自動運転時代の到来を見据えたMaaS事業の開発や環境整備などを目的としており、2019年9月末時点で400社が加入している。

【参考】関連記事としては「MONET Technologies(モネテクノロジーズ)とは? トヨタとソフトバンク出資、自動運転やMaaS事業」も参照。



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