警察庁は2019年3月17日までに、遠隔自動運転技術を活用したバスやタクシーの実証実験において遠隔操作者に2種免許の所持を義務づける方針を固めた模様だ。読売新聞などが報じた。
現在の基準では自動運転の無人車両を遠隔操作する担当者にはモニター映像の監視や緊急ブレーキの操作などが義務付けられている。遠隔操作者に対して2種免許の所持も義務付けられれば、より実証実験の安全性が高まることにつながりそうだ。
日本国内では遠隔自動運転の実証実験が盛んに行われている。5Gを活用した実証実験や複数台の自動運転車を同時に走行させる実証実験が行われるなど、実証の内容も高度化している。
【参考】関連記事としては「自動運転車に実証実験・テスト走行が必須な理由 実用化に向けて回避すべき危険・リスクは?」も参照。