株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区/代表取締役:太田信夫)は2019年3月18日から、同社が運営するシェアサイクルと公共交通の複合経路検索サービス「mixway(ミクスウェイ)」と、株式会社オーシャンブルースマートが運営するシェアサイクルサービス「PiPPA(ピッパ)」を連携させた実証実験を開始する。
mixwayは出発地点と目的地を入力するだけで公共交通機関とシェアサイクルを組み合わせた最適なルートを検索することができるサービスで、既に札幌の「ポロクル」や全国展開する「ドコモ・バイクシェア」と連携している。今回新たに連携するPiPPAは東京都と京都府、宮崎県の3都市で200か所以上のポートを設置し、2000台の規模でシェア自転車事業を展開している。
今回の連携によってmixwayアプリでPiPPAのサービスを利用することができるようになり、これまで以上に公共交通機関とシェアサイクルサービスを組み合わせた経路検索がしやすくなる。実証実験では実際のサービスを提供しながら、利便性の向上によるサービス利用の変化や機能のニーズなどを検証するという。
カバーエリアと利用できるサイクルポートが増えれば移動の選択肢が増えるためユーザーの利便性は向上する。実験は2019年3月18日から2019年12月31日の間に行われる予定だ。
【参考】ヴァル研究所の取り組みに関しては「ヴァル研究所、地域課題の解決へMaaS分野に向けた新サービス開発」も参照。