車載アンテナを製造する株式会社ヨコオ(本社:東京都北区/社長:徳間孝之)は2019年7月25日までに、クラウドから車両の鍵を開け閉めを可能にするシステムを開発し、物理的な鍵の受け渡しが不要となるサービスの提供をスタートさせることを発表した。
今回の取り組みを皮切りに、同社はMaaS向け事業を本格化させる。発表したサービスは既にニッポンレンタカーサービスの「セルフレンタカー」で実験的に運用されているという。
サービスは車載器を自動車に取り付けることで利用可能になるという。制御サーバーと車載器が相互に認証を行うことで、高い安全性を担保しながらクラウド開閉を可能にするようだ。
最近では物理的な鍵の受け渡しを不要にする技術として、デジタルキー(バーチャルキー)の開発に力を入れている企業も増えている。
【参考】関連記事としては「東海理化、「デジタルキー」の配信事業を本格化へ カーシェアや社用車向けなど想定」も参照。
東海理化、「デジタルキー」の配信事業を本格化へ カーシェアや社用車向けなど想定 トヨタ自動車系の部品メーカー https://t.co/g1CADSetd2 @jidountenlab #東海理化 #デジタルキー #カーシェア
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) June 23, 2019