コネクテッドなタイヤの未来とは?コンチネンタルタイヤが東京モーターショーで展示

Conti C.A.R.E.とContiSense



出典:コンチネンタルプレスリリース

独タイヤ大手コンチネンタルタイヤの日本法人であるコンチネンタルタイヤ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区/代表者:グレゴリー・メイ)は2019年10月11日までに、東京ビッグサイトで23日に開幕する「第46回東京モーターショー2019」に出展すると発表した。

出展はコンチネンタル社のブース内で行い、タイヤ向けのコネクテッド技術などを来場者にアピールしたい考えだ。具体的には「Conti C.A.R.E.(コンチ・ケア)」と「ContiSense (コンチ・センス)」などを展示するという。


Conti C.A.R.E.は2019年9月のフランクフルトモーターショーで発表された技術ソリューションだ。「C.A.R.E.」は「コネクテッド(Connected)」「自動運転(Autonomous)」「Reliable(信頼)」「電動化(Electrified)」をつながたもので、通信機能を内蔵したタイヤがウェブアプリと連動しながらリアルタイムで情報を取得・送信し、車両管理コストの節約などにつなげることができる。

ContiSenseはタイヤのトレッドにセンサーを組み込み、トレッドの溝の深さや損傷の有無、タイヤ温度、空気圧などに関する情報を送信することができる。将来的には、ホイールのリムにエアポンプを装備し、走行中のタイヤ空気圧も調整することも可能になるという。

同社は、自動でタイヤのメンテナンスを行うことが可能になる未来を実現するとしている。タイヤの最先端技術を知りたいなら、コンチネンタルタイヤの出展に注目だ。

【参考】関連記事としては「独大手コンチネンタル、センサー内蔵の次世代タイヤ技術を発表 自動運転タクシー向けも想定」も参照。



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