物流業界では人手不足が深刻可している。さらに追い打ちをかけるように、EC(電子商取引)の需要は高まるばかり。物流業界は将来どうなってしまうのか…。こんな不安を抱えている人も業界の内外で少なくないだろう。
いまこうした業界の課題を少しでも緩和させるための取り組みの一つとして、「隊列走行」技術に関する実証事件が盛んに行われている。国と民間企業が足並みを揃えて技術の確立や実サービスとしての実装に取り組んでいる例も少なくない。
こうした状況の中、国土交通省が隊列走行の実現に向け、新東名高速道路と新名神高速道路に新たな物流拠点の新設を計画している、というニュースを産経新聞が報じた。
隊列走行では先頭の手動運転のトラックに後方の自動運転トラックが追随するというのが一般的だ。新設する物流拠点は、こうした隊列の結合や分離を行う場所としての役目も果たすようだ。
報道によると、新たな物流拠点の候補地は、海老名南(神奈川県)と豊田(愛知県)、城陽(京都府)の各ジャンクション周辺とされているという。
【参考】関連記事としては「無人トラックと隊列走行、取り組み状況まとめ 自動運転技術やAI技術を搭載」も参照。
無人トラックと隊列走行、取り組み状況まとめ 自動運転やAI技術を搭載、スタートアップも続々参入 https://t.co/WrulRDzr2K @jidountenlab #無人トラック #自動運転 #まとめ
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 20, 2019