群馬県前橋市は2018年11月27日、群馬大学と日本中央バスとともに、全国で初となる営業ナンバーによる自動運転バスの実証実験を実施すると発表した。上毛電鉄中央前橋駅とJR前橋駅を結ぶ路線で自動運転シャトルバスを運行し、乗客から運賃も受け取る。
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実証実験は2017年10月20日に締結された「自動運転実証実験事業の実施に関する協定書」に基づくもの。出発式を12月12日に行い、12月14日から2019年3月末まで運行する。運賃は大人100円、こども50円。期間中全ての日で運行するわけではなく、あらかじめ決められた予定表に基づいて、週3〜4日間運行する。
実証実験では、日野自動車の小型ノンステップバス「日野ポンチョ」をベースにした自動運転バスを使用する。走行は自動運転レベル4(高度運転自動化)相当の技術で行うが、実証実験中は運転席には人が乗車する。自動運転レベル4は、限定エリアにおいてシステムが全ての運転操作を担うことができるレベルを指す。
2019年1月からは乗車・降車時のドア開閉タスクの遠隔化も行い、2月からは減速や停車の動的運転タスクの自動化も検証する。
【参考】関連記事としては「自動運転車に実証実験・テスト走行が必須な理由 実用化に向けて回避すべき危険・リスクは?」も参照。
知られざる舞台裏…自動運転車の実証実験、その全貌を徹底解説 イノベーションに向けた試行錯誤、Ai技術で自動車業界の変革近し 実施するスタートアップも|自動運転 https://t.co/CfKdnIi7RE @jidountenlab #自動運転 #実証実験 #テスト #知られざる舞台裏 #検証
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 23, 2018