六本木ヒルズに初のライドシェア 森ビル社員が相乗り通勤などで実証実験 米Via社のサービス活用

渋滞緩和や付加価値向上目指す


都市ディベロッパーの森ビル株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:辻慎吾)は、米ニューヨーク市に拠点を置くライドシェア企業Via社と連携し、ヒルズを舞台に最先端アルゴリズムによるオンデマンド型シャトルサービス「HillsVia」の実証実験を開始したことを2018年8月5日までに発表した。

日本国内では有償のライドシェアは原則的に禁止されている。一方で森ビルの場合は、実質的に利用料金を森ビル側で負担することで利用を無料にし、日本国内の法律を遵守する形で実証実験を行う。

まずは森ビルの社員約1300人を対象に無償実施し、出勤時や外出時、帰宅時などの利用を通じてさまざまなデータを取得し、サービスの有用性と発展性を検証する。走行エリアは六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズ、愛宕グリーンヒルズ、パレットタウンなどを予定している。

実証実験では、都心におけるオンデマンド型シャトルサービスの有効性やまちの付加価値向上の可能性などを検証する。Via社独自開発のアルゴリズムを採用することで、交通渋滞や環境負荷など都市交通が抱える課題の解決に寄与するとともに、都市における移動手段の選択肢を増やすことで、より豊かな都市生活の実現を目指す。実験期間は1年間を予定している。

【参考】詳しくは森ビルのプレスリリース「最先端アルゴリズムによる「オンデマンド型シャトルサービス」の実証実験を開始」も参照。

■最適な配車やルート選定が強みのVia社のサービス

Via社のサービスは、既存のオンデマンド型シャトルサービスよりも高い輸送効率を実現できることが特長で、複数の乗車希望者をリアルタイムで把握し、最適な配車、最適なピックアップポイントの指定、最適なルート選定を行い、同方面に向かう複数の乗客の効率的な移動を可能としている。

実証実験にはメルセデス・ベンツの日本法人も最新の車両を提供するなど協力しており、移動時間と移動空間の快適性を向上させることでオンデマンド型シャトルサービスを単なる移動手段ではなく、都市における新たなコミュニケーションの場として提案していく。

【参考】日本国内での営利目的でのライドシェアは原則禁止されている。そのため、米ライドシェア大手ウーバー(UBER)やソフトバンクはタクシーの配車サービスという形での展開に舵を切っている。詳しくは「ライドシェア大手ウーバー、淡路島で配車アプリの実証実験開始|自動運転ラボ 」も参照。







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