電動車いすや自動運転技術の開発を手掛けるWHILL株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役:杉江理)=ウィル=は2019年9月30日、東京海上ホールディングスと資本業務提携したと発表した。
WHILLは2012年に創業し、主に1人乗りモビリティ(パーソナルモビリティ)の技術開発を手掛けている。1人乗りモビリティの運搬や回収などの手間を減らすことや安全な走行を目的に、自動運転システムも独自に開発している。
今回の業務提携の主な目的は、MaaS社会を見据えた保険商品やサービスの開発と、超高齢化社会における移動手段の確保と普及の2つで、両社でMaaS関連の実証実験に今後積極的に参画していくという。
WHILL社は報道発表で「こうした取組みを通じて、超高齢化社会に伴う社会課題解決と共に、ユーザーの利便性やQOL(生活の質)の向上など、安心・安全な地域モビリティ社会の構築に向けた貢献を図ってまいります」としている。
【参考】関連記事としては「自動運転車椅子WHILL、エレベータやセキュリティと連携した実証実験」も参照。
自動運転車椅子「WHILL」がエレベータやセキュリティと連携!乗り捨てても自動で戻る!? https://t.co/d5xWOufaqP @jidountenlab #WHILL #車椅子 #自動運転
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) February 6, 2019