ドイツ自動車部品大手ボッシュが、神奈川県横浜市の港北ニュータウン地域に新たに研究所を設置することが、2019年8月28日の横浜市の発表で明らかになった。
発表によれば、ボッシュが新設する研究拠点ではモビリティ領域を主な研究対象とし、関連する研究開発機能や関係会社を集約するとしている。その目的は、世界で開発が進む自動運転などの先端技術の開発体制を強化することにあるとみられる。
横浜市の今回の発表は、「企業立地促進条例」で新たに認定した2件の事業計画を公表するというもの。このうちの1件がボッシュの新たな研究所の新設に関する事業計画だった。
ボッシュは2019年6月の年次記者会見で、日本国内での自動運転関連事業として、自動バレーパーキング(自動運転)技術を応用した低速無人搬送の実証実験に取り組んでいることについて触れている。
【参考】関連記事としては「ボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 日本や海外での取り組みは?」も参照。
デンソーと覇権争うボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 次世代自動車市場をどう勝ち抜くか https://t.co/CG2mxoMLSM @jidountenlab #ボッシュ #自動運転 #LiDAR
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 20, 2018