非GPS環境下の自律飛行、より高度で複雑な環境でも!空飛ぶクルマにつながる技術

自律制御システム研究所、米企業に280万ドル出資



ドローンの自律飛行技術に強みを持つ株式会社自律制御システム研究所(本社:千葉県千葉市/代表者:太田裕朗)は2019年8月19日、同技術のソフトウェア開発を手掛ける米オートモダリティ社に280万ドル(約3億円)の出資を行うことを決定したと発表した。


自律制御システム研究所は、画像処理による自己位置推定技術「Visual SLAM」を活用した自律飛行技術を手掛けており、特に非GPS環境下において強みがある。一方、オートモダリティ社は「Perceptive Navigation」という名称の自律飛行技術に関するソフトウェアを開発している。

報道発表では、両社が有する技術を統合的に組み合わせることで、より高度で複雑な非GPS(全治中測位システム)環境下での自律飛行が実現するようだ。

ドローンの自律飛行に関する技術は、空飛ぶクルマや空飛ぶタクシーの自動化を実現することに寄与することも期待されている。

【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは? 仕組みや技術、必要なインフラなど|自動運転ラボ」も参照。



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