関電と損保ジャパン、大阪城で低速自動運転モビリティ「iino」の実証実験

文化披露や和菓子販売と組み合わせ



関西電力株式会社(本社:大阪府大阪市/取締役社長:岩根茂樹)は2019年3月17日までに、低速自動運転モビリティサービス「iino(イーノ)」を活用した実証実験を、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(本社:東京都新宿区/取締役社長:西澤敬二)とともに大阪城公園で実施すると発表した。


実証実験のテーマは「日本伝統文化×時速5キロ」。モビリティ上で日本舞踊や三味線など日本伝統文化を披露したり、日本のお茶や和菓子を販売したりし、外国人観光客向けに提供する新たなコンテンツとなることを想定して取り組む。

発表によれば、一部のルートで自動運転が実施され、損保ジャパン日本興亜が完全自動運転に対応した専用保険商品の提供を行う。リスクアセスメントや遠隔監視の実証も行うという。

関西電力のiinoは2019年度からさまざまなサービス実証を開始し、順次提供を本格化させていく見込み。

【参考】関連記事としては「自動運転車とは? 定義や仕組み、必要な技術やセンサーをゼロからまとめて解説|自動運転ラボ」も参照。



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