毎週金土のタクシー初乗りを無料にする——。かなりの攻めのプロモーションをソフトバンクと中国ライドシェア最大手・滴滴出行(Didi Chuxing)の合弁会社が大阪で2018年11月9日から開始する。タクシーの初乗り料金が無料になるキャンペーンは全国的にみても異例だ。
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このプロモーションを実施するのはDiDiモビリティジャパン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:Stephen Zhu)。11月9日から12月1日までの期間限定で実施し、DiDiアプリを使ってユーザーがクレジットカード決済した場合に初乗り料金相当(680円)が無料になる。発表によれば、期間中は何度乗車・決済しても初乗り料金が無料になる。
DiDiモビリティジャパンは10月26〜31日にかけても、ハロウィーンに合わせた乗車料金の半額キャンペーンを実施している。同社は攻めのプロモーションでユーザー獲得を加速させ、全国で競争が今後一層激化するタクシー配車アプリ市場における覇権争いを有利に進めたい考えとみられる。
DiDiモビリティジャパンは2018年9月27日に大阪でタクシー配車事業をスタートさせた。スマホ向けのDiDiアプリをインストールしてタクシー配車を行うことができ、訪日中国人も中国で普段使っているDiDiアプリで大阪のタクシーを手配できることが特徴の一つ。2018年9月末時点で大阪エリアで事業を行うタクシー会社12社と提携している。
【参考】関連記事としては「DiDiモビリティジャパン、大阪でタクシー配車サービススタート ソフトバンクと滴滴出行がタッグ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 27, 2018