トヨタの自動運転EV「e-Palette」、実用化へ「進化」!ウェブで発表へ

2020年12月22日(火)午後3時からライブ中継



出典:トヨタプレスリリース

2020年12月22日(火)は、トヨタ自動車のライブ中継に注目だ。同社が開発中の自動運転EV(電気自動車)「e-Palette」を公開する「オンライン発表会」が実施される。オンライン発表会は以下のいずれかのURLから閲覧することが可能となっている。

▼公式企業サイト
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/34527420.html
▼YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sRGLss0DVS8


当日は、トヨタの社内カンパニー「コネクティッドカンパニー」のPresidentである山本圭司氏が説明を行う。オンライン発表会は午後3時からスタートする。

e-Paletteについては過去にも複数回にわたり報道発表で紹介されているが、今回は「実用化に向け進化した」(報道発表より)e-Paletteが披露されるようだ。

■最新の開発状況について発表!?

トヨタが初めてe-Paletteについて公式に言及したのは2018年1月だ。同月開催の「CES 2018」でe-Paletteコンセプトを出展すると発表した。CES 2018でe-Paletteは、電動化技術やコネクテッド技術、自動運転技術を活用したMaaS専用の次世代EVと発表された。

そして2020年に開催されるはずだった東京五輪においては、e-Paletteの五輪仕様車が選手村内を巡回するバスとして活躍する予定だった。そんな中、今回のオンライン発表会でe-Paletteの最新の開発状況が発表されるとみられる。


ちなみに以下が東京五輪仕様のe-Paletteとして、トヨタが公式YouTubeチャンネルで公開している動画だ。12月22日のオンライン発表会を前に、目を通しておいてはいかがだろうか(公式チャンネルではほかにもe-Paletteの動画が複数紹介されている)。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)





関連記事