欧州、コネクテッドカー出荷台数は年平均12%成長!香港調査会社が見通し

2020〜2025年の5年間で累計6,900万台出荷へ



出典:カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ社プレスリリース

香港の調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ社は2020年12月22日までに、欧州におけるコネクテッドカーの出荷台数が今後年平均12%で増加することが期待され、2020〜2025年の間に累計6,900万台が出荷される見通しだと発表した。

欧州でも次世代通信規格「5G」の開発が加速しており、2025年には欧州のコネクテッドカーの5台に1台は5G対応になる可能性が高いという。







2020年第2四半期における欧州のコネクテッドカーの出荷台数ではドイツがトップで、これにフランスと英国が続いている。

自動車メーカーごとのコネクテッドカー出荷台数では、独フォルクスワーゲン(VW)がトップでシェアが約20%、仏グループPSAが2位で約17%、ルノー日産連合が3位で約12%となっており、このトップ3で欧州におけるコネクテッドカーの出荷のほぼ半分を占めている。

■コネクテッド機能の標準搭載が当たり前の時代に

現在欧州におけるコネクテッドカーの出荷台数でトップのVW。VWは2018年、いずれVW乗用車ブランドのすべての新車をネットに接続可能な「つながるクルマ」にするという「全車コネクテッドカー宣言」をしている。

35億ユーロ(約4,500億円)を投資し、2025年までに年間500万台規模の車両に独自のネット接続サービスを搭載させる計画も発表している。

高速・大容量・低遅延などが特徴の5Gの実用化で、車載コネクテッドサービスは飛躍的に充実していくものと考えられ、コネクテッドカーならではのサイバーセキュリティの課題はあるものの、コネクテッド機能の標準搭載が当たり前の時代は必ずやってくることになりそうだ。

ちなみに日本の調査会社である富士経済が2020年6月の発表によれば、2035年には世界のコネクテッドカーの新車販売台数が9,420万台に達し、乗用車の新車販売台数におけるコネクテッドカーの比率は2035年には80%に上昇すると予測されている。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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