デンソー、羽田にテスト路を備えた自動運転開発の新拠点!

「Global R&D Tokyo, Haneda」、周辺企業との連携も





出典:デンソープレスリリース

自動車部品大手の株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市/取締役社長:有馬浩二)は2020年7月10日までに、自動運転などの研究開発を行う新たな拠点「Global R&D Tokyo, Haneda」を羽田イノベーションシティに開設したことを発表した。

2018年4月には東京都・品川駅近辺に「Global R&D Tokyo」を開設し、自動運転開発を加速させてきたデンソー。さらなる新拠点の開設でさらに同領域での取り組みを強化する。







■実車評価用のテスト路を備える新拠点

今回開設されたGlobal R&D Tokyo, Hanedaは、自動運転の企画・開発を行うオフィスをはじめ、試作品の車両への搭載などを行う車両整備棟や実車評価用のテスト路などを備えている。

羽田エリアでは「国家戦略特区」として自動運転などの公道実証を行うことができる環境整備が進められている。周辺にはモノづくり企業が集結しており、特区制度の活用や周辺企業との連携も推進していくという。

同社はGlobal R&D TokyoとGlobal R&D Tokyo, Hanedaの2拠点体制で、「新モビリティ時代」を見据えた研究開発に取り組んでいく。

■サプライヤーのライバルたちに負けじと

自動運転車を完成させるには、従来とは異なるさまざまなパーツやソフトウェアが必要とされる。そのため、現在は世界最大級のサプライヤーであるデンソーもうかうかはしてられず、既にサプライヤーのライバルたちに負けじと自動運転領域に力を入れている。

2020年に入ってからは、米半導体大手クアルコムの子会社と次世代コックピットシステム開発に向けて協業を行うと1月に発表した。自動運転コネクテッド車の中で車内体験が大きく変化していくことを見据えた動きとみられる。

2020年4月には自動運転車両や電動車両などの技術革新に向け、トヨタと合弁会社「MIRISE Technologies」を設立した。両社の半導体技術を結集して自動運転車に革新を起こすことを目的としている。

新たな拠点の開設でさらに自動運転領域での取り組みを加速させるデンソーに、今後も注目だ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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