自動運転AI清掃ロボ「CL02」、全国の駅や駅ビルで続々!?

開発企業のCYBERDYNEと日本信号が協業





出典:CYBERDYNE社プレスリリース

ロボット開発を手掛ける筑波大学発ベンチャーのCYBERDYNE株式会社(本社:茨城県つくば市/代表取締役社長:山海嘉之)は2020年5月26日までに、自律走行(自動運転)が可能な自社開発の次世代型清掃ロボット「CL02」について、信号機メーカー最大手の日本信号との協業開始を発表した。

日本信号が有する鉄道業界企業とのネットワークを活用し、CL02の展開を加速させるという。







■AIやセンサーで建物形状をスキャンして記憶

CL02は、2018年4月から大型ショッピングセンターや羽田・成田空港、オフィスビルへ導入されている自律走行清掃ロボットだ。AI(人工知能)とセンサーにより建物内部の形状をスキャンして記憶することができ、清掃経路は事前指定かロボットによる自動生成かを選択できる。

一度の充電で約2時間、最大3000㎡の広さを清掃できるという。独自開発3Dカメラで障害物を検出し、衝突事故などを防ぐ。タブレット端末から設定も容易にできることも特徴だ。清掃後にはゴミ分布マップを作成することも可能なようだ。

鉄道協会で90年の実績を持つ日本信号との協業により、CL02は全国の駅や駅ビルなどで広く展開が進むと考えられる。

報道発表によれば、日本信号側から提供される清掃ロボットには両社の名前を冠し、ダブルブランドにて展開を行う予定だという。

■WhizやPATOROも含め「清掃ロボット」が熱い!

新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、「清掃ロボット」領域は熱くなりつつある。たとえば、ソフトバンクロボティクスが展開する「Whiz(ウィズ)」については、軽症者を受け入れる東京都の宿泊療養施設での活用が発表されている。

自動運転ベンチャーのZMPは無人警備ロボ「PATORO」に消毒剤を散布できる機能を追加している。

人手不足の解消にも感染症対策にも有効な自律走行清掃ロボット。清掃作業によっては人の熟練した技が必要となることもあるが、ロボットが代替できる清掃作業はどんどん無人化されていく時代はすでに到来しつつある。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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