半導体開発のDMP、仏企業とイベントベースセンサー開発で協業 注力分野に「自動運転」

協業相手はベンチャー企業Prophesee





自動運転向け半導体の開発などを手掛ける株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(本社:東京都中野区/代表取締役社長CEO:山本達夫)=DMP=は2020年5月26日までに、2014年に創立したフランスのベンチャー企業Propheseeと協業すると発表した。







両社は、Propheseeが開発した「イベントベースビジョンセンサー」を用いた組み込みマシンビジョンやAIアプリケーションの開発で協業するという。注力分野としては、IoTや自動運転システム向けのマシンビジョンなどとしている。

■イベントベースビジョンセンサーは、被写体や周囲の変化に対応

Propheseeが開発した「イベントベースビジョンセンサー」は、被写体や周囲の動きに応じてセンシングする「イベント駆動型」と呼ばれるイメージセンサーだ。プレスリリースによれば「高いダイナミックレンジ」「高いデータ効率」「超低消費電力」などが特徴だという。

こうした特徴があるイベントベースビジョンセンサーとDMPの技術を組み合わせることで、「暗所を含む幅広い環境において素早い動体認識・追跡が可能になります」(報道発表)という。

モビリティの分野での展開も視野に入れており、夜間における標識や障害物の検出、運転者の視線のわずかな動きの高速トラッキングによる事故防止のほか、「これまで検出が難しかった細いワイヤーの検出などを可能にします」としている。

■トップランナーの協業、自動運転の実現にも寄与

DMPとPropheseeはそれぞれの専門分野におけるトップランナーと言える。両社の技術が結びつくことでさらにイベントベースセンサーの性能が向上することが期待され、自動運転の実現にも大きく寄与しそうだ。







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