Velodyneは69%安!自動運転関連企業、上場後に軒並み株価低迷

今が最安値圏の可能性も?



※自動運転ラボまとめ

ここ最近、自動運転業界では上場ラッシュが続いている。主に「自動運転の目」と呼ばれるLiDARを開発する企業の上場が多いが、上場から現在まで、株価はどう変化したのか。

この記事では、Aeva Technologies、Innoviz Technologies、Luminar Technologies、Ouster、Velodyne Lidar、TuSimpleの6社の株価の変化を紹介していく。







ちなみにTuSimpleを除く5社は、SPAC(特別買収目的会社)を用いたSPAC上場をしており、TuSimpleのみが伝統的なIPO(新規株式公開)によって上場している。

■SPAC上場5社の株価の変化

まずSPAC上場の5社の株価の変化を紹介する。ちなみにこの5社はいずれもLiDARの開発企業だ。

Velodyne LiDAR:69.4%安

LiDARベンチャーの草分け的存在であるVelodyne LiDAR(ティッカーシンボル:VLDR)は、上場日2020年9月30日の始値は24.80ドルだったが、2021年8月4日の終値は7.60ドルだ。騰落率は69.4%安。

▼Velodyne Lidar公式サイト
https://velodynelidar.com/

Luminar Technologies:23.8%安

LiDARを開発する米スタートアップ企業のLuminar Technologies(ティッカーシンボル:LAZR)は、上場日2020年12月3日の始値は23.65ドルとなっていたが、2021年8月4日の終値は18.01ドルだ。騰落率は23.8%安。ちなみにLuminarは上場後はしばらく株価が上昇傾向にあった。

▼Luminar Technologies公式サイト
https://www.luminartech.com/

【参考】関連記事としては「LiDAR企業のLuminar上場!株価急上昇、自動運転の「目」を開発」も参照。

Ouster:18.0%安

3D-LiDARを提供する米スタートアップのOuster(ティッカーシンボル:OUST)は、上場日2021年3月12日の始値は11.38ドルだったが、8月4日の終値は9.33ドルとなっている。騰落率は18.0%安。

▼Ouster公式サイト
https://ouster.com/

Aeva Technologies:38.1%安

LiDAR開発事業をメインとしている米スタートアップのAeva Technologies(ティッカーシンボル:AEVA)は、上場日2021年3月15日の始値は13.80ドルとなっていたが、8月4日の終値は8.54ドルとなっている。騰落率は38.1%安。

▼Aeva公式サイト
https://www.aeva.ai/

Innoviz Technologies:22.2%安

イスラエル発のLiDAR開発スタートアップであるInnoviz Technologies(ティッカーシンボル:INVZ)は、上場日2021年4月6日の始値は11.21ドルとなっていたが、8月4日の終値は8.72ドルだ。騰落率は22.2%安。

▼Innoviz Technologies公式サイト
https://innoviz.tech/

■伝統的なIPO上場1社の株価の変化
TuSimple:6.5%安

6社の中で唯一伝統的なIPOによって上場した自動運転トラック開発企業のTuSimple(ティッカーシンボル:TSP)は、上場日2021年4月15日の始値は40.25ドルで、8月4日の終値は37.62ドルとなっている。騰落率は6.5%安。

▼TuSimple公式サイト
https://www.tusimple.com/

■【まとめ】今が最安値圏の可能性も?

この記事では紹介した6社は、現在の株価がいずれも上場日の始値を下回っている状況となっている。特にSPAC上場の企業は下落幅が大きい。

ただし、自動運転業界が今後有望であり、なおかつ市場も徐々に形成されていることも考えれば、今が最安値圏の可能性もありそうだ。

※編注:この記事は特定の株式銘柄への投資を推奨するものではありません。

【参考】関連記事としては「2021年下半期に上場予定の自動運転&LiDAR企業6社まとめ」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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