Googleロボタクシー、女性客が「運転席」に座る禁止行為

自動運転車から降ろされる



出典:TikTok

米国で自動運転タクシー(ロボタクシー)サービスを展開しているGoogle系の自動運転開発企業Waymo(ウェイモ)は、無人運転をしていることで知られている。当然ながら、運転席には誰も座っていない。

では、もし運転席に乗客が座ってしまったらどうなるのだろうか。その結果について、あるTikTokユーザーが身をもって示している。Waymoでは乗客が運転席に座ることを禁止している。それを破ったので乗車はキャンセルされ、降ろされることになったという。このエピソードがアメリカ国内でプチ炎上している。


SNSでは「ルールを破ったので当然だ」という意見のほか、「座ってはいけないのになぜ運転席があるのだろう?」といった疑問の声も出ており、大きな議論を引き起こしている。

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■運転席に座ってみた人はどうなった?

TikTokに2025年12月、「友だちがWaymoの運転席に座るって言い出して、結果的に私たち全員が降ろされる羽目に。やれやれ…」という一文とともに、Waymoのロボタクシーの座席に乗客が座っている様子が投稿された。ハンドルには触らず、自動運転で夜の市街地を走ったようだ。投稿者は後部座席から動画を撮影している。

その後、Waymoの担当者が遠隔で状況を把握し、車内のスピーカーから乗客が同社のルールに反した行為を行ったことと、この乗車が中止になることを知らせた。

@viddywellmel


A representative comes on and yells at you btw 🤦🏻‍♀️🤦🏻‍♀️🤦🏻‍♀️ #waymo #uber #cancelled

♬ original sound – viddywellmel

最終的にこの乗客らはWaymo車から降ろされる羽目になったという。TikTokの投稿には「ちなみに、係の人が割り込んできて怒鳴ってくる」という文章も書き添えられている。

■Waymoの運転席は立ち入り禁止

Waymoではロボタクシーサービスを利用する際のガイドラインを定めており、それを乗客に事前に知らせている。「乗車時に運転席には絶対に座らないこと」と「ハンドルなどの操作部分には触れない」の2つだ。


なお前の座席は訓練を受けたスタッフ専用となり、運転席にかかわらず座ってはいけないことになっている。Waymo車内には、助手席も含めた前部座席は訓練を受けた乗務員の専用であり、一般の乗客による立ち入りは禁止しているとの注意書きがある。

ロボタクシーサービス利用中は、車内での乗客の行動は車載センサーや遠隔サポートスタッフにより常時監視されており、これについても乗客に事前に伝えている。乗車中に異常を感知するとWaymoの担当者に通報される仕組みで、同社によればこれは安全上の配慮であるとしている。

出典:Waymoプレスリリース

■では、なぜ運転席が必要なのか

「乗客が座れないというルールがあるなら、なぜ運転席が必要なのか」という意見も多数出ているようだ。


現在使用されているWaymoの自動運転車のほとんどが、ジャガー・ランドローバー製のEV(電気自動車)「I-PACE」だ。この車両は自動運転専用に開発されているものではなく、一般的な車両にWaymoの自動運転システムを搭載して自動運転化している。

この自動運転車は、テストや整備、緊急時における車両の回収などでも手動運転できるようにしておく必要がある。さらにWaymoは新しいエリアに進出する際、最初にセーフティドライバーありでの走行を行っており、トラブルなどが発生した際はすぐに人間が介入できるようにしている。そのため運転席やハンドルを取り除くことは現実的ではないのだ。

■自動運転専用に設計された車両も

米Amazon傘下の自動運転開発企業Zoox(ズークス)は、ハンドルもペダルもない自動運転専用車を開発し、運用している。一方でWaymoは、既存の一般車両を改造し自動運転車として用いている。その運用である以上、一定程度はこうしたトラブルは今後も起きてしまうのだろうか。

【参考】関連記事としては「Googleのロボタクシーに新たな脆弱性!「停電」で立ち往生」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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