ウーバーイーツの配達の仕事は「やめとけ」って本当?

自由な反面、デメリットも



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副業のほか本業としても人気となっているフードデリバリーサービスの配達員。しかし配達員の仕事はキツいので「やめとけ」と言われることもある。実際のところはどうなのだろうか?悪いところは何なのだろうか?

フードデリバリーの代表格である「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の配達パートナーを例にして、仕事の内容やキツい部分に着目してみよう。

最初に書いておくが、ウーバーイーツの仕事よりもタクシーのドライバーの方が向いている人は結構多い。この記事を読んでウーバーイーツの欠点や向いていない人の特徴を読んで納得した人は、以下のリンクからタクシー運転手への転職支援サービスを利用するのもありだ。

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■ウーバーイーツの仕事はやめとけって本当?

ウーバーイーツでは、配達を行う人を「配達パートナー」と呼んでいる。レストランなどの店舗から商品をピックアップし、注文者の自宅や勤務先など指定された場所へ届けるのが仕事だ。

配達パートナーは個人事業主となり、ウーバーイーツとの雇用関係はない。稼働エリアや時間帯は自由に決めることができ、完全出来高制のため働いた分だけ稼ぐことができる。空いた時間にアルバイト的に稼働したり、副業にしたりといった人が多いが、ここ数年は専業にする人も増えてきているようだ。

【参考】関連記事としては「ウーバーイーツ(Uber Eats)は稼げない?儲かる?」も参照。

配達パートナーが多くの報酬を得るためには、常に専用アプリをオンラインにし、配達リクエストを受けられる状態にしておく必要がある。そうなると、自分の裁量で仕事を決められる「ギグワーカー」といえども、拘束されている時間が長くなり、自由度が低くなると感じる人もいる。またすぐに稼働できる状態にあったとしても、エリアや時間帯によっては利配達リクエストがない場合もある。待ち時間に対しての報酬は発生しないため、待ち損になる可能性もある。

当然のことながら最低給与補償などもないため、毎月の収入が増減することを不安に思う人も多い。配達パートナーの大きな魅力は、シフトにとらわれない自由な働き方が可能になるという点だ。その反面、人によっては金銭的・精神的に安定しないと感じることもあるだろう。

また軽自動車のほか自転車やバイクを用いて配達することがほとんどのため、けがや体調不良の際は仕事を受けることができなくなるという体力勝負の面もある。

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■ウーバーイーツの悪い評判

ウーバーイーツについて、ネガティブな口コミ・評判をSNSなどから拾ってみた。

  • 時間帯や需要によっては単価が安くなるため、思ったより稼げない
  • 配送距離のわりに報酬が安いので、ガソリン代等を考えると割に合わない気がする
  • 夏場の自転車でのデリバリーは本当にキツくて、熱中症になりかけた
  • いつ配達リクエストが来るか予測できないため、ゆっくり休憩を取ることができない。休んでもいいが、その分のリクエストを受けられないのは損した気分になる
  • ウーバーイーツのために軽自動車を購入したが、維持費を考えるとコスパが悪いかなと思うようになった
  • 自転車でデリバリー中に転倒してケガをして、治るまで稼働できないので収入ゼロになってしまった

■ウーバーイーツの欠点

ウーバーイーツの配達パートナーとして稼働する主な欠点を3つ挙げる。自由度の高さと相反するデメリットがあると言えそうだ。

収入が安定しない

配達パートナーはシフトにとらわれずに、隙間時間の数時間だけ副業として稼働したり、夕方から夜にかけての需要が高い時間帯のみ毎日稼働したりというように、空いた時間を有効に使うことができる。

その反面、一定の収入をコンスタントに得るのはハードルが高いため、日常生活におけるマネープランを立てにくい。副業としてお小遣い稼ぎ程度に稼働するならいいかもしれないが、収入の柱をウーバーイーツ1本に絞るのは難しい人が多い。

体力的にキツい

ウーバーイーツで多くの配達をこなすためには、自転車よりも原付バイクや軽自動車の方が移動に要する時間を短縮できる。雨や雪など天候の影響を受けることもない。また、雨天時などはデリバリー需要が多い反面、自転車を利用する配達パートナーの数は減るため、基本金額がアップする場合がある。

しかしバイクや車はガソリン代などの維持費が発生する。そのため学生などは自転車でデリバリーしている人が多い。自転車は短距離デリバリーのリクエストがメインになるものの、エリアによっては数十分移動しないといけないこともある。かなりの体力を消耗するため、長く続けられない人も多いという。

稼働エリアによっては配達リクエストが少ない

配達パートナーは、専用のアプリを使用して配達リクエストを受ける。好きな場所で好きな時間に稼働できるというのが配達パートナーの大きなメリットのため、内容を確認し、金額や場所など納得の上でリクエストを受けるかどうかについて決めることができる。配達リクエストは断ることができる。その際のペナルティーなどもなく、その後も通常通り他の配達リクエストを受け取ることができるようになっている。

エリアによってはウーバーイーツに加盟している飲食店が少なかったり、デリバリー需要があまりなかったりということがある。そういった場所で稼働したい場合、多くの報酬は見込めない。それなら、時給制のアルバイトとして働いた方がいいと思う人もいるだろう。

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■ウーバーイーツに向いていない人

次に、どんな人がウーバーイーツの配達パートナーに向いていないのかを挙げてみる。自分が当てはまるかどうか、考えてみてほしい。

金銭面の安定を望む人

日時や天候により需要が変動するフードデリバリーは、その日になってみないとどのくらい稼働できるか分からないことが多い。収入が安定しないことで、精神的にも不安定になる人もいる。

体力に自信がない人

常に外にいる必要があり、すぐに動ける機動力と長時間自転車などに乗る体力・持久力が必要だ。デスクワークと違い、ケガなどで一切稼働できなくなるため、肉体労働的な側面がある。

自己管理ができない人

ウーバーイーツでは専用アプリをオンラインにすると配達リクエストを受けることができる。そのため無限にリクエストを受けることもできる。しかし体調を考え、十分な休息をとることも必要だ。そのあたりのバランス感覚がないと、長く続けるのは難しいだろう。

人と接するのが苦手な人

配達パートナーは、何かを売ったりノルマがあったりということはなく、説明の必要もほぼないため、接客要素の極めて少ない仕事だと言える。しかしレストランに行って料理を受け取り、注文者へデリバリーする以上、挨拶や多少のコミュニケーションは必要になる。レストランと注文者は配達パートナーを評価することができるということもあり、感じの良い対応を心がけたい。

■自由に働けるが、稼ぐのは厳しい!?

自分の裁量で稼働でき、自由度が極めて高い配達パートナー。しかし自己管理がしっかりしていないと、一定以上の収入は見込めない。気軽に登録できる配達パートナーだが、検討する際は実情をよく理解しておきたい。

働くならタクシードライバーという選択肢もあり、事故などの際の給与補償や労災の制度なども整っているので、ウーバーイーツで働くのが不安という方は、タクシー運転手をぜひ検討してみよう。

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