「派遣」も選択肢!自動運転&MaaS、気になる求人4選【2022年5月】

アウトソーシングテクノロジーやメイテック



日本だけでなく、世界中で盛り上がりを見せる自動運転・MaaS業界。求人情報も増え続けている。自動運転ラボ恒例の「気になる求人」記事の2022年5月版では、各社が公開している案件の中から、特に注目したい案件をピックアップして紹介する。


■アウトソーシングテクノロジー:派遣先は大手建設機械メーカー

アウトソーシングテクノロジーは人材派遣業者だ。同社は、茨城県土浦市の大手建設機械メーカーの新規部署において、ダンプカーやショベルカーなどの特殊車両の自動運転組込制御システムを開発するエンジニアを募集している。

車載システム画像解析システムの開発をはじめ、基本設計や詳細設計、プログラミング、テスト、実装業務、社内調整業務などを担う。必須条件はC言語またはC#言語の制御開発経験3年以上あることだ。年収は730万〜1,030万円の予定だという。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3006225222/

■メイテック:派遣先は大手メーカー

特定労働者派遣サービスを展開するメイテックでは、トヨタ自動車やデンソー、パナソニック、SUBARUなどの大手メーカー開発部で働く開発者を募集している。


具体的には自動運転やADAS(先進運転支援システム)用のセンサー周辺の設計や仕様検討、自動運転向け路側機の開発設計などだ。先行開発など上流工程やコアの設計を中心に担う。

管理職やマネジメントの道に進まずに、生涯エンジニアとして設計に携わりたいと考える人が多く転職してくる職場だという。企業へ派遣されるが、派遣期間以外でも賃金が支払われる。

https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-290265-1-31-1/

■パイオニア:データ分析基盤構築担当を募集

カーナビ大手のパイオニアでは、MaaS事業拡大に向けたデータ活用と基幹システム刷新プロジェクトで、専任として運営組織に従事するデータ分析基盤構築担当者を募集している。データ基盤ベースの環境構築は完了済みのため、基盤に乗せるデータ選定や整備するフェーズでの仕事のようだ。


応募には、データ分析基盤業務におけるプロジェクトへの参画経験またはデータベースの企画や設計、開発、運用の経験が必須となる。プロジェクト終了後は、スペシャリストとしてデータ活用推進組織においてデータ活用に対するデータ基盤の設計や開発、運用を行うという。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3006104236/

■アイシン:MasS×クラウドでエンジニアを募集

自動車部品大手のアイシンではMaaS事業の規模拡大に伴い、MasSソリューションで展開するクラウドサービスを活用したアーキテクチャ設計者とソフトウェア開発者を募集している。

位置情報技術を使ったクラウドサービスの構築や、車両からクラウドへアップロードされるデータの解析、クラウドサービスへの活用などを推進するクラウドシステム構築を担う。

応募の必須条件は、3年以上のAWSやAzureなどのクラウドサービスを利用したシステム開発経験や、プログラミング言語の知識、学部卒レベル以上の計算機科学の知識だ。勤務先は愛知の岡崎工場となる。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3006193590/

■【まとめ】キャリアアップしたいなら成長分野へ転職を

エンジニアやデータ分析でキャリアアップしたい人は、自動運転やMaaS分野など成長分野での仕事に携わることは大きなアドバンテージになるだろう。今回紹介した求人案件だけではなく、今後新たに出てくる案件にも引き続き注目していこう。

■自動運転ラボが転職支援サービスを提供

自動運転やMaaS業界に精通した自動運転ラボでは「自動運転・MaaS業界特化型転職支援サービス」を提供しています。登録をご希望の方は、下記のフォームから必要事項を記入の上、お申込を完了させて下さい。登録後、キャリアコンサルタントよりご連絡をさせて頂きます。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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