ダイハツ、軽自動車向けの自動運転システムを企画か 求人情報に記載

トヨタに任せっきりにはできない?



軽自動車を中核事業とするダイハツ工業が、「自動運転システム」の企画を進めているようだ。同社の掲載中の求人情報から2021年10月25日までに判明した。







求人情報によれば、業務内容は自動運転システムのほか、次世代の予防安全・運転支援システムの企画・設計・評価開発業務で、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や車線維持支援機能(LKC)の商品化を進めていくという。

求人内容における「自動運転」がどの程度のレベルを指すのかは分からないが、高速道路でハンズオフやアイズオフを可能とする「自動運転レベル3」(条件付き運転自動化)を目指しているとすれば、ビッグニュースだ。

■トヨタに任せっきりにはできない

自動運転レベル3の市販車を発売しているのは、いまのところはホンダのみだ。トヨタや日産も水面下では発売に向けて動いていると思われるが、具体的な発売時期などについての公式な発表はない。これに関してはダイハツ工業も同様だ。

一方、ダイハツ工業の市販車の自動運転化に関しては、自社開発ではなくトヨタの技術を活用するということが考えられる。2016年にトヨタの完全子会社となったダイハツ。単独での自動運転開発には相当費用がかかるため、こうした方向性は十分に考えられる。

しかし、いずれにしても最終的に自動運転技術を自ブランドの車両に実装するためには、トヨタに任せっきりにはできない。こうした背景もあり、今回の求人にあるように、自動運転システムの企画を担当する人材を増やしているのかもしれない。

■求人案件の応募の必須要件、歓迎要件は?

ちなみに今回の求人案件は以下だ。応募の必須要件としては「安全運転システムに関わるご経験をお持ちの方」、歓迎条件としては「自動車法規に精通し自動運転ADAS関連の法規に関連する渉外の経験をお持ちの方」となっている。興味がある人向けにご参考までに。

▼次世代の予防安全・運転支援システム、自動運転システムの企画・設計・評価開発業務をお任せします|ダイハツ工業株式会社
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3005419664/

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)









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