愛知県は自動車業界が大転換期を迎えていることを踏まえ、自動車関連企業に対して新たな取り組みを促さそうと、無料の自動車産業イノベーションセミナー「CASEについて考える」を2019年2月19日(火)に愛知芸術文化センターで開催すると発表した。
CASEとは「Connected:コネクテッド」「Autonomous:自動運転」「Shared/Service:シェア/サービス」「Electric:電動」の頭文字を組み合わせた単語だ。自動車業界のこれからの方向性を示しており、自動車業界や交通業界などにおいて最近のトレンドワードの一つになっている。愛知県はセミナーを通じ、参加企業に対してCASEの理解と関連する取り組みを促したい考えだ。
セミナーでは、米ライドシェア世界大手のウーバー・テクノロジーズ社の日本法人で執行役員を務める遠山雅夫氏が登場し、「モビリティー連携社会の実現における、ウーバーの使命」と題した講演を行う。ウーバーは日本でUber Japan株式会社を2013年に立ち上げ、現在はライドシェア事業ではなくタクシー配車アプリを事業の柱に据え、サービスを展開している。
セミナーではこのほか、デロイト・トーマツ・コンサルティング合同会社のマネージャーである西原雅勇氏が「モビリティ革命2020 beyond~自動車・部品産業が迎える大変化~」、武蔵精密工業株式会社の上席執行役員である伊作猛氏が「自動車産業の変革に向けた既存事業の強化とオープンイノベーション」をテーマに講演する。
参加者対象は自動車関連企業の担当者などで、定員は150人(先着順)。申込締切は2月15日。申し込みは「あいち電子申請・届出システムのwebページ」から。
【参考】関連記事としては「CASEとは? 何の略? 意味は? 自動運転、コネクテッド、シェアサービス、電動化」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 1, 2018