国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)は、内閣府が主導する「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)第2期の「自動運転(システムとサービスの拡張)」において、「車線別プローブ等を活用した自動運転制御の技術検討及び評価」について実施者の公募を行っている。
この事業は、高速道路の車線別の道路交通情報を自動運転車が入手できるようにすることで、車線変更などを安全にできるようにすることを目的としており、実際にその方策の実用化に向けて技術検討を行うことが公募業務の柱となっている。
また実際にその方策は2020年に首都高速道路羽田線と湾岸線で行われる実証実験で試されるようだ。
公募期間は2019年11月11日から12月10日までで、事業年度は2019年度から2020年度(2021年2月26日まで)とされている。詳しくはNEDOの詳細ページ「車線別プローブ等を活用した自動運転制御の技術検討及び評価」に係る公募について」から確認できる。
【参考】関連記事としては「高速道路における車線維持走行、2020年3月までに国際基準案」も参照。
高速道路における車線維持走行、2020年3月までに国際基準案 自動運転ルールの策定急務 https://t.co/HsAa5tN2f4 @jidountenlab #国際基準 #自動運転 #高速道路
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 1, 2019