フォードの格付け「投機的水準」に下落 自動運転開発費の負担に懸念?

格付け会社のムーディーズが発表



米自動車大手メーカーのフォード・モーターについて、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは2019年9月10日までに、同社の社債格付けを「Baa3」(投資適格級)から「Ba1」(投機的水準)にダウングレード(格下げ)したと発表した。


報道などによれば、工場閉鎖の費用や自動運転技術の開発費用が業績改善の重みになると評価された。

フォードは2021年までに自動運転レベル4(高度運転自動化)を実用化させることを目指し、技術開発に取り組んでいる。自動運転レベル3(条件付き運転自動化)を飛ばしてレベル4を開発していることでも知られ、近年は提携や買収で開発力を強化している。


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