ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区/社長執行役員:宮内謙)は2019年6月12日までに、高速道路で次世代通信規格「5G」の車両間通信を使った車間距離自動制御の実証実験を実施し、成功したと発表した。
実証実験では、先頭車両が有人運転、後続車両が自動運転で先頭車両に追従するトラックの隊列走行において5Gの新たな無線方式「5G-NR」を活用し、トラック車両間で制御情報を共有して車間距離の自動制御に成功したという。
実証実験は一般車両も走行する新東名高速道路で実施された。同社は報道発表で「車両間通信の標準化に先駆けて、実証試験を進めていきます」とした上で「トラック隊列走行の早期実現に向けて、引き続き技術検証および実証評価を行います」と述べている。
【参考】関連記事としては「自動運転と5Gの関係性を全解説 コネクテッドカーでも大活躍」も参照。
自動運転と5G、ドコモ・KDDI・Softbankの戦略まとめ トヨタや日産、テスラなどが開発急ぐ次世代自動車の生命線 https://t.co/dEgXveZbfa @jidountenlab #自動運転 #5G #コネクテッドカー
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) April 14, 2019