トヨタ子会社の自動運転開発会社TRI-AD、2018年3月期決算は純損失1956万円

第1期、Googleの元ロボット部門長がトップ



出典:官報

トヨタ自動車の子会社で自動運転の技術開発を手掛けるトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)の第1期決算(2018年3月31日現在)が2018年6月28日付の官報に掲載されている。

当期純損失は1956万2000円で、利益や損失の累計を示す利益剰余金は第1期決算であるため同額のマイナス。当期純利益と利益剰余金を含む各数字は以下の通り。


▼貸借対照表の要旨(単位・千円)

資産の部
流動資産 50,000
資産合計 50,000

負債及び純資産の部
流動負債 19,562
(うち引当金 6,679)
負債合計 19,562
株主資本 30,437
資本金 50,000
利益剰余金 △19,562
その他利益剰余金 △19,562
(うち当期純損失 19,562)
純資産合計 19,562
負債・純資産合計 50,000

TRI-AD社は、トヨタが90%、デンソーとアイシンが各5%を出資して2018年3月に設立された。拠点を東京都内に置くことでIT技術者が集まりやすいようにしたことのほか、米Googleで元ロボット部門長だったジェームス・カフナー氏をトップに据えていることでも知られる。




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