マイクロソフト、自動運転エキスポで「Azure」アピール 開発支えるクラウドプラットフォーム

本社マネジャー「スタートアップなどの革新支えたい」



自動運転ラボの取材に応じるマイクロソフト本社プログラム・マネジャーであるアディティア・シャーマ氏(左)と日本マイクロソフトの冨永晶子さん(右)=撮影:自動運転ラボ

「自動運転領域には多くのチャンスがある。世の中のスタートアップを始めとした企業が取り組む技術の進化や革新を支えていきたい」

2019年1月18日、東京ビッグサイト。この日、最終日を迎えていた「第2回自動運転エキスポ」の会場で、米マイクロソフト本社のプログラムマネジャーであるアディティア・シャーマ氏が自動運転ラボに出展の理由を語った。


マイクロソフトは自動運転に関するソフトウェアなどを直接開発するというより、同社のクラウドプラットフォーム「Azure(アジュール)」の提供を通じて他社の次世代自動車システムの開発を支援している。

シャーマ氏は「開発を加速するためのソリューションが用意されているので、自動運転の開発に携わっている人にぜひ知っていただきたい」と語る。マイクロソフトがオープンソースで公開している自動運転のチュートリアル「Autonomous Driving Cookbook」についてもアピールしていきたいという。

撮影:自動運転ラボ

マイクロソフトは展示会ではAzureのほか、イスラエル企業Cognata(コグナタ)社のマイクロソフトの技術を活用した自動運転シミュレーターなども展示された。

【参考】関連記事としては「マイクロソフト、クラウド事業で売上1兆円間近 自動運転やコネクテッドカー市場の膨脹が追い風に」も参照。



関連記事