自動運転開発を進めるグーグル系ウェイモ(Waymo)が、2018年内に自動運転車の有料配車サービスを開始することが分かった。自動運転車の実証実験を1年以上続けてきたアリゾナ州フェニックスからスタートし、2019年にはカリフォルニア州でもサービス提供を開始する。
有料の配車サービスには、欧米の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)や英ジャガー・ランドローバーの車両が使用される見込み。一部報道などによると、米国でサービスを開始したあとは欧州でも自動運転車の有料配車サービスを展開していく可能性が高い。
ウェイモが個人向けに自動運転車を販売するのは2〜3年以内という見方が強い。同社は有料配車サービスを本格的な自動運転ビジネスの足掛かりにしたい考え。
【参考】ウェイモ社は小売り最大手のウォルマートと提携し、ネットで注文した商品をウェイモの自動運転車を利用してウォルマートへ受け取りにいけるサービスの展開にも乗り出している。詳しくは「グーグル系ウェイモ、AI自動運転でウォルマートへ送迎 アマゾンへの対抗策|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 29, 2018