米インテル、自動運転技術で800万台分の巨大契約獲得 欧州メーカーに提供へ

1.7兆円で買収のモービルアイ社が発表



半導体大手の米インテルが153億ドル(約1兆7000億円)で買収したイスラエル企業モービルアイ社が、同社の自動運転技術を車両800万台に対して提供する契約を欧州の自動車メーカーと結んだことが2018年5月18日、明らかになった。ロイター通信が報じた。


モービルアイ社は画像認識用の半導体開発を手掛けており、インテル社が2017年8月に巨額投資による買収を完了した。今回の契約締結における合意金額や契約メーカーの名前は明らかになっていないが、2021年を目途に提供を開始する見込みとみられる。

インテル社とモービルアイ社は自動運転レベル5に相当する完全運転自動化技術を早期に確立し、2021年には搭載車両の生産を開始することを目指している。

【参考】自動運転レベルの各定義などについては「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ」を参照。

またモービルアイ社は同日、本社があるイスラエル国内で自動運転車100台の公道走行テストを開始したことも明らかにしている。報道などによれば、アメリカやほかの重点地域でも数カ月以内に走行テストを開始する見込みで、自動運転業界でのインテルの存在感がより一層増していきそうだ。


走行試験に活用する自動運転車にはカメラが計12台搭載されているという。今後、光を使ったセンシング技術で周辺環境を検知するレーザーレーダーLiDAR(ライダー)なども搭載していく計画とみられる。


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