フォード傘下の自動運転開発企業Argo AIは2019年6月25日までに、1500万ドル(約16億円)を投じ、AI(人工知能)研究などが盛んな米カーネギーメロン大学に自動運転技術の研究所を設立することを発表した。
Argo AIの創業者で現CEO(最高経営責任者)のBryan Salesky氏は、かつてカーネギーメロン大学のナショナル・ロボティクス・エンジニアリング・センターに所属していた経験を持つ。
カーネギーメロン大学は米自動車大手で自動運転技術の開発に力を入れるGMのほか、ウーバーとの共同研究に取り組んでおり、ウーバーの自動運転開発部門「アドバンスト・テクノロジーズ・グループ」(ATG)は同大学の研究者とともに2015年に設立されたことで知られる。
カーネギーメロン大学側は今回の投資を歓迎しており、次世代技術の開発による社会課題の早期解決などに期待を寄せるコメントを発表している。
【参考】関連記事としては「フォード傘下の米Argo AI、自動運転向け高精度マップを無償公開」も参照。
米Argo AI、自動運転向け高精度マップを研究者に無償公開 フォード傘下 https://t.co/5zflxQB3wC @jidountenlab #ArgoAI #Ford #自動運転 #マップ
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) June 22, 2019