データ分析の株式会社ARISE analyticsは2019年6月25日、ビッグデータ解析などで強みを持つ株式会社ALBERTと協業し、人工知能(AI)を活用した画像解析技術の業務適用を検討する企業向けに、解析精度を短期間で検証可能なサービス「Quick Image Analysis」の提供を同日から開始すると発表した。
発表では新サービスの特徴として、「最適な分析モデルの選定と処理の自動化による短期間での検証」「最新の分析モデルや画像処理手法の活用による高い解析精度」「解析精度改善に向けたアドバイスの実施」の3点が挙げられている。
想定するユースケースとしては、駐車場や駅のホーム、道路状況の混雑レベルの判定などが一例として紹介されており、モビリティ業界にとっても注目のサービスであると言えそうだ。
ARISE analyticsはKDDIとアクセンチュアのジョイントベンチャー(JV)として2017年2月に設立された。ALBERT社は自動運転向けのデータ解析で2018年5月にトヨタから4億円の出資が発表されており、1年で株価が10倍に上がったテンバガー銘柄としても知られる。
【参考】関連記事としては「トヨタ、ビッグデータ解析のアルベルト社に4億円出資 自動運転のAI開発加速へ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) January 3, 2019