住民が住民を…人口1.1万の街で”実費負担型”ライドシェア、北海道斜里町で実証開始

「CREW」手掛けるAzitが発表



出典:Azitプレスリリース(提供:斜里町役場)

実費負担型ライドシェア「CREW」を手掛ける株式会社Azit(本社:東京都渋谷区/代表取締役:吉兼周優)は2019年11月28日、北海道斜里町での実証実験を開始すると発表した。

この実証実験は「斜里町スマート定住推進協議会」による実証事業の一環として、二次交通の課題の解決につなげることを目的に実施されるものだ。


住民が自家用車でほかの住民の移動を支える互助的な取り組みにより、住民の移動の利便性が高まることが期待される。

実証実験は、斜里町スマート定住推進協議会から実証事業を自宅したProp Tech plus(本社:東京都港区/代表取締役社長:門田将之)とともに実施される。実証期間は11月29日から12月20日までで、町内全域を対象に午前8時から深夜2時までCREWが利用できるようにする。

斜里町では今年に入り自動運転トラックの実証実験の場所となるなど、人口1万1000人規模ながら次世代モビリティ技術やサービスの導入に積極的な姿勢を示していることで知られる。

【参考】関連記事としては「日通、UDトラックスなどと北海道で自動運転レベル4の実証実験」も参照。



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