ストレージ関連企業の日本クアンタムストレージ株式会社(本社:東京都港区)は2018年12月11日までに、「自動運転車の開発を高速化する」という触れ込みで、高耐久性の新たな車載型ストレージ・ソリューションを発表した。発表によれば、映像やIoTセンサーデータのモバイル収集やリモート収集が可能になる。
同社は自社で開発するモバイルストレージ製品について、1日で数テラバイトという大容量のデータが生成される自動運転車の開発などのモバイル環境向けに設計されていることを説明。モバイルストレージは2019年初旬から提供開始予定だという。
クアンタム社のデータ・アーカイブ製品部門ディレクターであるMark Pastor氏は、各社が進める自動運転技術の開発においては「膨大な量のリッチ・メディアに依存しています」と説明。その上で「このようなデータを自動車から分析および開発環境へと移動するための効率的な方法を提供することで、現在問題となっている大きなギャップを埋めます」とコメントしている。
【参考】関連記事としては「自動運転車とは? 定義や仕組み、必要な技術やセンサーをゼロからまとめて解説|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 17, 2018