オランダの車載半導体大手NXPセミコンダクターズは2019年6月11日、自動運転向けソフトウェアを開発する中国のMomenta(モメンタ)社と、運転手監視ソリューション(DMS)の領域で提携したことを発表した。
NXPセミコンダクターズは報道発表で、DMSがADAS(先進運転支援システム)を構成する重要技術であると説明した上で、自動運転レベル3(条件付き運転自動化)以上のシステムにおいても不可欠であることについて触れている。
その上で協業のねらいについては「自動車メーカーによる量産車へのDMSアプリケーションの展開を可能にすること」としており、欧州の自動車安全アセスメントである「ユーロNCAP」への対応で重要な役割を果たすことを強調している。
【参考】関連記事としては「オランダ半導体大手NXPセミコンダクターズ、自動運転向け半導体開発強化でイーサネット企業OmniPHYを買収」も参照。
"神速"半導体への挑戦…オランダ大手NXP、高速イーサネット企業を買収 AI自動運転車向けの製品開発急ぐ IoT事業も強化|自動運転ラボ https://t.co/YItJsOS2kC @jidountenlab #神速 #オランダ #半導体
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 8, 2018