JR西日本、瀬戸内エリアで観光型MaaS実証 2019年10月から開始へ

スマホアプリで旅程の作成や決済が可能に



西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:来島達夫)=JR西日本=は2019年7月19日までに、瀬戸内エリアにおいて「観光型MaaS」の実証実験を今年10月から来年3月まで実施すると発表した。

鉄道や船舶、バスに加え、タクシーやレンタカー、レンタサイクルなどの交通サービスを、開発中のスマートフォン向けアプリやウェブサイトから利用できるようにする。出発エリアは列車を除き全国から設定可能で、到着エリアは呉市を始めとした広島県東部を中心とするエリアに限定する。


出典:西日本旅客鉄道プレスリリース

実証実験で使用されるアプリでは、立ち寄り地に基づきルートを検索し旅程を組むことができる。旅程の中で利用するサービスについては、アプリ上もしくはリンク先から予約と決済が可能だという。地域に紐付いた観光スポットや飲食店、宿泊施設の情報も提供される。

実証実験に参画しているのはJR西日本のほか、ジョルダン株式会社、JapanTaxi株式会社、株式会社電脳交通、タイムズ24株式会社、株式会社JR西日本レンタカー&リース、一般社団法人しまなみジャパン、株式会社ぐるなび、株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット、株式会社日本旅行、瀬戸内海汽船株式会社。広島県と一般社団法人せとうち観光推進機構も活動に協力する。


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