クラスメソッド、Deep4Driveとスポンサー契約 AWS DeepRacerで自動運転レース

チャンピオン杯に向けた支援を提供



Deep4Driveのメンバー=出典:クラスメソッド社プレスリリース

クラウド導入支援などを手掛けるクラスメソッド株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:横田聡)は2019年7月19日、自動運転やモビリティ分野を通じて技術者を育成するコミュニティ「Deep4Drive」(代表:阿蘓将也)とスポンサー契約を締結したと発表した。

Deep4Driveは、米Amazon.comのクラウドサービス「AWS」が強化学習を学ぶために提供しているミニサイズの自律走行型レーシングカー「AWS DeepRacer」の開発に取り組んでいる。6月に東京で開催された「Summitサーキット」リーグでは4位入賞を果たした実績がある。


AWS支援サービスを手掛けているクラスメソッド社はDeep4Driveに対し、12月開催のAWS DeepRacerチャンピオンカップの出場に向けた半年間、AWS DeepRacerの開発環境リソースを提供した上で、AWS活用に関する技術的な支援を行うという。

Deep4Driveのメンバー数は2019年7月時点で11人。「モビリティの未来を、オープンイノベーションで創りあげる。」を理念に据えており、リーグへの参戦のほか新規事業の開発などにも会社の枠を超えた活動として取り組んでいる。

代表の阿蘓氏は「この契約を通して、強化学習のみならず、自動運転技術をオープンに開発する取り組みを進めていきたいと思っています」としている。

【参考】関連記事としては「米アマゾンのクラウドAWS、自動運転やつながるクルマの開発に貢献」も参照。



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