自動車用センサーの世界市場規模、2023年に7兆円超に LiDARやカメラの需要増か

リサーチステーション合同会社の取り扱いレポート



自動車用センサーの世界市場規模が2023年には今の倍増近い662億ドル(約7兆3000億円)に達する——。リサーチ情報事業を手掛けるリサーチステーション合同会社は2019年2月5日までに、こんな数字を報道発表で明らかにした。


同社が引用したのは「自動車用センサ技術の世界市場:技術別、用途別2023年予測」(出版元:BCC Research)。この予測によれば、2018年の時点で自動車用センサーの世界市場規模は354億ドル(約3兆9000億ドル)と推計され、わずか5年で約1.9倍になる。

どのセンサーの市場規模が特に伸びるかは明らかにされていないが、自動運転車が普及するとLiDARやカメラなどの需要が増えていくことは確かだ。

調査会社の矢野経済研究所は2018年7月、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)用のセンサーのうち、LiDAR(ライダー)やレーザの市場規模は、2017年の約25億円から約4959億円まで約200倍に急拡大するという予測を発表している。

【参考】関連記事としては「急拡大!2030年のLiDAR市場、現在の200倍に 5000億円規模、自動運転車普及で」も参照。



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