トヨタ決算、売上高は前年同期比3.1%増の22.4兆円に 2021年に「MaaS Sienna」投入

2018年4~12月期の連結決算



トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市/代表取締役社長:豊田章男)は2019年2月6日、2018年4~12月期の連結決算(米国会計基準)を発表した。


売上高が前年同期比3.1%増の22兆4700億円となったが、純利益は同29.3%減の1兆4200億円だった。経常利益は同13.8%減の1兆7200億円、営業利益は前年同期比9.5%増の1兆9300億円。

2019年3月期連結業績予想の最終利益については、2兆3000億円から1兆8700億円に下方修正した。

トヨタ自動車に関しては、自動運転やMaaS分野の事業を行うMONET Technologiesの設立が先日発表されたばかり。同社はソフトバンクとの共同出資で設立された会社だ。

トヨタ自動車は決算発表で「ソフトバンクグループのIT資産と、トヨタグループのモノ造りの力を融合し、新たなモビリティサービスを創出する」と説明しており、ライドシェア事業を展開する米ウーバー・テクノロジーズや東南アジア大手グラブ、中国DiDiとの連携強化も行うとしている。


MaaS車両としては、小型電動EV(電気自動車)「e-pallete」に加え、中長距離ライドシェア向けの「MaaS Sienna」を2021年に導入することについても触れている。


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