AI(人工知能)関連事業などを手掛けるAutomagi株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:櫻井将彦)は2018年12月9日までに、運転車の映像を解析して居眠りを検知するシステムの開発をサポートしたことを発表した。
このシステムは株式会社NTTドコモが開発したもので、スマートフォンの内蔵カメラでドライバーを動画撮影しながら、居眠りの予兆をAI技術を活用して検知するというもの。
アプリからの音声呼び掛けによって定期的な休憩を促す機能や、居眠りを検知した際にブザー音を鳴らして注意を喚起するシステムが備わっている。そのほか、必要に応じてドライバーの所属企業などにSMSで情報の通知を行う機能も実装されている。
同社は報道発表で、このシステムにおいて同社が開発する画像・映像解析AIソリューション「AMY Insight」を活用したことを明らかにし、「カメラの映像から目の瞬きや顔の向きや姿勢などの分析、スマートフォンのアプリを含めた開発全般を実施しました」としている。
■自動運転レベル3、レベル4以上でも重要な役割
「運転手が今何をしているのか」という画像解析に関する技術は、自動運転車が今後実用化されていく過程の中でも非常に重要な役割を果たす。
6段階に分けられる自動運転レベルにおいては、レベル3(高度運転自動化)の段階では平時の運転はシステムが担うが、緊急時は人にバトンタッチして走行が行われるため、システム側は常に人(=運転手となり得る人)がどんな状態であるのか把握する必要がある。
また完全にシステム側が運転を担う自動運転レベル4(高度運転自動化)以上においても、車内の人の行動を常時把握していることが重要になる。例えば車内で人が動かなくなり、「病気で倒れた」とシステム側が判断できれば、消防に通報をシステム側が行うことも可能になってくるからだ。
運転支援機能として紹介されている機能は、その多くが自動運転システムを形成する「パーツ」であるとも言える。ドライバーの行動を検知する機能もこのパーツの一つであるわけだ。
【参考】自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説」も参照。
自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説 https://t.co/3sWcrKWpSp @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) June 21, 2018