米ライドシェア大手のウーバー・テクノロジーズ(本社:カリフォルニア/CEO:ダラ・コスロシャヒ)は2018年9月19日から、オーストラリアとニュージーランドにおいて、ドライバーによる格付けが低評価の乗客の乗車を拒否する。ドライバー側の安全にも配慮した取り組みだ。
乗客は最大5点満点の枠組みで評価され、評価の平均が4点を下回ったユーザーはウーバーのアプリに6カ月間アクセス不能になる。アプリにアクセス不能となる直前には、ウーバーから乗客に向けてマナー改善のためのアドバイスが送信されるようだ。
ウーバーにとってマナー違反の乗客が減ることは、ウーバーのドライバーの離職が減ることにもつながる。そしてこうした取り組みによってウーバーのドライバーになることの魅力が増せば、自ずと応募者も増えてくる可能性がある。今回の取り組みを良い人材戦略として評価する声もある。
【参考】ウーバーが進める安全への取り組みについては「ライドシェア大手ウーバー、アプリ上で「セーフティキット」導入 バングラデシュでも提供開始へ|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 5, 2018